Ghost 0.9.0 がリリース
Ghost 0.9.0 がリリースされました。
主な変更点
0.9.0のリリースノートによると主な変更点は以下のようなものです。
- 日時を指定してのスケジュールポストが可能となる。
- スケジュールポストのサポートのためタイムゾーンがサポートされる
- 現在のTagとは別に、Internal tags (内部タグ)がサポートされる。
タイムゾーンは以前検索機能でも難儀したので、待ちに待った機能だけに嬉しいものです。
しかし移行できん
今回、サポートする Node.jsのバージョンの範囲が変わったり依存しているパッケージを変えたようで、アップグレードしようと四苦八苦しましたがどうしてエラーが出て潰せませんでした。
結局アップグレードで動かなくなったサーバーを潰して、DigitalOcean上のDropletから別のサーバーを作って移し変えました。
自力でやるのは面倒なので、以下のいずれかでしょうか。
- DigitalOceanのDropletが0.9.0に変更されるのを待ってすげ替える他力本願戦略
- もう自力でのホスティングをやめて、Ghost(Pro)に移行する金にものを言わせる戦略
どっちも今ひとつだな。
Ghost ブログ移転方法
(これは自分への備忘録です)
何度も Dropletを作り直してサイトを作り直すハメになったので、手順を記録しておこうと思います。
- Ghost管理画面の[Labs]でExport して記事をバックアップする。
- サーバー側の以下のフォルダとファイルをバックアップする。
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/var/www/ghost/content/images
以下のすべてのファイル -
/var/www/ghost/content/themes
以下のすべてのファイル - `/var/www/ghost/config.js'
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- 新サーバーが立ち上がったら、(うちの場合は)Google 管理コンソールに入って、DropletのIPアドレスをサブドメインの指定にセットする
- DigitalOceanのコンソールにログインして、
service ghost stop
- 同じくDigitalOceanのコンソールで、`nano /etc/nginx/sites-available/ghost' で Server Nameをアサインしたサブドメイン名に合わせて修正する。
- 2でバックアップしたすべてのフォルダ、ファイルを元の場所にコピーする。
- DigitalOceanのコンソールで、
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
でタイムゾーンを変更(参照:「ブログサーバーのタイムゾーンの設定変更」 - DigitalOceanのコンソールで
service ghost start
でGhostを起動。 - 新サーバーでGhost管理画面を立ち上げてユーザーを作る。
- Ghost管理画面の[Labs]で最初にExportしたファイルをImportする。