植物の魔法 ボタニカルコロン 「オーデ ラブ」
こうも毎日暑いと、妙齢のおじさんなので「加齢臭」なんて言葉が頭をよぎりまして、適当にコロンを買ってみました。
クヴォン・デ・ミニムとは
クヴォン・デ・ミニム(ミニム修道院)という奇妙な名前のブランです。
もともと南フランスの小さな村にある修道院であった場所で、今は五つ星のスパのあるリゾートホテルになっているのだそうです。
修道院では、修道僧たちは段々畑を耕し、何百種類もの植物を植え、ボタニカル(植物学)ケアを発展させてきたとされています。ホテルでも、伝統的なボタニカルケアに感銘を受けて自然の植物素材を使ったケア製品を提供したのがきっかけだそうです。
「自然の植物素材」ってなんとなく控えめな感じと、あんまり人と被らないだろうというので選んでみました。
オーデ ラブ
妙齢のおじさんとしては、「小悪魔の香り、<オーデラブ>」などというキャッチフレーズのついたこのコロンを買うつもりは毛頭なく、オーデマティンでもと思っていたのです。
まぁ、悪魔の悪戯か、注文を間違えたらしく、届いたのは「小悪魔の香り、<オーデラブ>」です。
成分を見てみると、
- オレンジブロッサム (ビターオレンジ花エキス)
- ベルガモット(ベルガモット果実油)
- マンダリン(マンダリンオレンジ葉油)
- ワイルドローズ(カニナバラ花エキス)
- キンレンカ(ノウゼンハレンエキス)
- プチグレン(ビターオレンジ葉/枝油)
ボトルにはスプレーも付いているので、セットして一吹きしてみます。
クーッ、参りました。
オレンジの強い香りと、ヴァニラのような強烈な甘い香りがします。海外の香りの強いお菓子のようにとんでもなく、甘く人工的な香りに感じられました。
正直、失敗だったなと思いました。
そのまま出勤したんですが、30分ほどすると香りが落ち着いてきました。
甘い香りはかすかに香りますが、ベルガモットを中心とした爽やかだけれどスパイシーさのある柑橘系の香りになります。暑い朝でも、涼しげで爽やかな気分になれます。
香り持ちも良く、夕方になってもまだかなり香りが残っています。
ただ、気がつくと柑橘系の香りが少し弱まり、その分キンレンカのジャスミンのような香り、フローラルなローズの香りが入り混じった、なんとも上品な気持ちよい香りになります。
この香りの持ちが良いです。 深夜の帰宅してシャツを脱ぐ時間まで、かなり香りが残っています。
最初香りを嗅いだ時は全く失敗と捨てようかと思いましたが、1日使ってみると大変気に入っています。男性が使っても、それほど違和感はない香りになっています。
まだ、あまり扱っているお店がありませんが、クヴォン・デ・ミニムの通販サイトで購入できますので、是非おためしください。