TextExpander 6 月額料金で炎上!

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iPhone 6 Plusの本体を新品に入れ替えたのでアプリの再導入をしていて気がついたのですが、TextExpanderがバージョンアップして「月額制」に移行していました。

愕然としていたら、やっぱり炎上していました。あぁ

その詳細を見て、これからの対応を考えてみましょう。

これまでのTextExpander

Windowsユーザーにどれくらい浸透しているかわかりませんが、 このTextExpanderはMacユーザーでは割とポピュラーなアプリです。

特定の略語を登録しておくと、即座に展開してくれます。例えば、;em とタイプすると自分のメールアドレスに展開すると事が可能です。

単なる短縮語展開だけでなくクリップボードやシステム時間などを連携できるので大変便利で、MacユーザーではMust Haveだと言われていました。

その後、iOSアプリも発表されキー入力がままならないスマホではMac以上に必要性が高く対応アプリも増えていきました。そのため、一部のヘビーユーザーでは人気のアプリとなっていました。iOS版の直前のバージョンは 3です。

これまでTextExpanderは買い切りのソフトウェアで大体 新規購入で $40前後だったように思います。大体毎年バージョンアップを出してくるので、その度にアップグレード料金が $20という感じです。

月額制への移行

今回リリースされたTextExpander6から月額制に移行したようです。

価格が高いとユーザーが騒いで炎上したためアップグレード価格が発表されたようです。年額で比較すると以下のようになります。

タイプ 年額($)
新規ユーザー 40
既存ユーザー(ただし、移行初年度だけの特別処置) 20

こう見ると、今年に限って言えば、新規購入でもアップグレードでも必要な金額は例年とあまり変わらないことになります。 月額制移行へのPros Consを検討すると、以下のように思います。

  • Pros
    • Mac/iOSで使っていたユーザーは二つのアップグレード価格は不要で、TextExpanderのサブスクリプションで全てのプラットフォームで使用でき経済的とも言える。
    • Windowsでも使えるようにある(個人的には興味なし)
    • 機器間の同期にDropboxやiCloudが必要なくなり、ネイティブで同期できる(別にDropboxでもiCloudでもいいじゃん)
    • 特定のユーザーと自分のスニペットを共有出来る(やらないし)
  • Cons
    • 既存ユーザーのアップグレード価格が来年からは適用がなくなる場合、サブスクリプションの費用はこれまでアップグレードに必要な価格の倍となる。

わたしにとってはほとんどメリットがありませんが、初年度に限って言えば全ての環境のTextExpanderの最新版がこれまでのMacのアップグレード価格で手に入るメリットがあります。ただし、来年以降は費用的に倍に成るのでこのメリットは初年度だけです。

その他の選択肢

似たような機能を持ち代替できそうなアプリもあるので、まとめておきます。

アプリ 価格 コメント
aText $5 安い、ただしMacのみ
Type4Me] $20 別料金でiOS版あり、ただし、連携アプリがなさそう
Keyboard Maestro $36 高機能だけで面倒そう

どうしよう

うーん、代替の選択肢はどれも微妙な感じです。

初年度だけ見ればTextExpanderが無難なようです。来年からが不安ですが。

あ、TextExpander5 for Mac / TextExpander 3 for iOSを使い続ける が一番なのか?

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