発酵の里〜香取神宮

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久しぶりに車で遠出してドライブを楽しみました。

千葉の北の端にある神崎町というところに道の駅ができてテーマが「発酵の里」というので昨年テレビで見てからずっと行きたかった場所です。

また、千葉県最大のパワースポットという香取神宮も近いというので合わせって行ってきました。

道の駅 発酵の里 こうざき

千葉県では最も小さな町になってしまった神崎町は、江戸時代は神戸の灘と肩を並べた「関東灘」と呼ばれたほど、酒どころとして栄え発酵・醸造文化の盛んなところでした。

昔から作り酒屋、味噌屋、醤油屋が多くずっと引き継がれてきた発酵文化を、パンや豆腐など今までにないものにも応用した新しいお店も集まっていました。

1) オリゼ

豚の味噌麹焼き丼

レストラン&カフェです。

地元の新鮮な野菜と、麹を利用して味噌麹や塩麹を味付けに利用したお肉やカレーライスがいただけます。

基本的にセルフサービスです。食券を購入して場所をとって座って待っていると、番号が呼ばれるので取りに行きます。定食の場合は、ご飯も自分で盛ります。

私は豚の味噌麹焼き丼をいただきました。お肉は美味しかったのですが、ご飯の量と肉の量が合わず大量にお米を残してしまいました。

小腹が減りそうだったので……というか、最初から目をつけていた巨大カツサンドをカフェの方で購入していただきました。こちらは、完全満足です。

巨大かつサンド

2) 発酵市場

レストランの手前には「発酵市場」があります。

発酵食品を中心にお土産に丁度良いものがたくさんありました。

個人的に気になったのは、落花生のお味噌、柿の酢、それから日本酒の5人娘でした。

五人娘は以前海浜幕張駅にあった幕張バルでいただいて以来よく飲むお酒です。「おー、この地で作っていたのか!」という感じです。醸造元の寺田本家は延宝年間(1673−81)に近江国(今の滋賀県)から移住してきたと言います。

琥珀っぽい色をしています。香りは独特の香ばしさと酸味を感じる香りです。熟成香が強いというやつです。酸味を予想して飲み始めると、意外に甘みも強く出ています。好き嫌いが分かれるタイプですが、好きな方はたまらなく好きになるタイプです。私は結構気に入っています。

3) 新鮮市場

近所の農家からとれたての野菜が並べられています。

九条ネギ 3本 130円、中くらいの大きさの人参5本 80円、8房くらいの小松菜 100円など、信じられない値段です。ついお買い物タイム。

香取神宮

千葉県最大のパワースポットと言われる香取神宮です。

「神宮」と名がつく神社は今ではたくさんありますが、古くは「神宮」というと伊勢神宮を指し、伊勢以外では鹿島神宮と香取神宮だけという格式を持ちます。大和朝廷の東国開拓の最前線であったことも別格の神宮ができた理由でしょう。

神宮内には巨大な木がたくさん残っており、まさに霊力の強い場所だというオーラがあります。建物自体も元禄時代のものがそのまま残っているそうで、厳かな雰囲気を醸し出しています。

また、要石と呼ばれる石があリます。

昔から鹿島神宮の要石は大鯰の頭、香取神宮の要石は尾を押さえていると信じられており、2つの要石は地中で繋がっているという言い伝えもあるそうです。、日本書紀にもこう言った石の記述が出てきて漂う日本を大地に繋ぎ止める「国中の柱」とされていたことから、護国の意味もあったようです。「神宮」をなるほど重要視された所以かもしれません。

徳川光圀は、1664年、昼夜兼行で7日7晩掘り続けても底に達しなかったとの言い伝えもあり、かなり期待して行ったのですが。

要石

なんか、小っちゃ。。。。

アルバム

https://photos.yostos.org/2016/Katori-shrine

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