自宅でコーヒー焙煎
自宅でコーヒーの焙煎を始めて見ました。
焙煎の方法ですが、フライパンを使う方法、ゴマ煎り器を使う方法などありますが、今回はコーヒー専用の手動焙煎の「焙煎器 煎り上手&東ティモール 無農薬・有機コーヒー生豆 (300g)セット フェアトレード」を使ってみました。お試しで東ティモールの無農薬のコーヒー生豆も付いてきてお得です。発明工房というところが発売しているようです。
最初にはっきりと書いておくと、コーヒーを飲むことをだけを考えると自宅焙煎など見合いません。普通にちゃんとプロが炒ったコーヒーを買う方が手間もかかりませんし、味も多分安定して美味しいと思います。
まず、煎るのに最低5〜8分程度かかりますし、ずっと煎り器を振っていなければなりませんから手も疲れます。 また、煎ったときに、豆が爆ぜて皮がめくれてきます。この皮が軽いので煎っている周りに飛び散ってしまいます。豆を冷ます時もうちわで仰いだりしますが、これも場所を考えないと皮を撒き散らし大変なことになります。
メリットは、豆の鮮度です。焙煎直後から豆は酸化して味が落ちていきます。家で焙煎すると、直近で飲む分だけ焙煎することができます。
あとは、実は経済的です。 やはり生豆は普通のコーヒー豆よりも安価で、同じグレードの豆だと良いものが多いです。
とは言え、所詮道楽ですから「やっぱり自宅焙煎は美味しい」と感じても半分はプラシボー効果ですから、割り切って楽しんでください。
焙煎方法
1. 豆を取り分ける
まず、生豆を取り分けます。「煎り上手」では一度に50g程度煎ることができます。
取り分けたらバットなどに広げてみましょう。明らかに痛んだ豆は取り除きます。 煎る前に洗った方が良いという方もいます。
2. 煎ってみる
煎り上手に入れます。
コンロの火をつけたら、火の上でゆさゆさと煎り上手を左右に動かします。この動きで中の豆がうまく攪拌されるようにできているようです。
5分くらい煎っていると、パチパチと中で中で豆が爆ぜ始めます。これは「1ハゼ」と呼ばれています。しばらく煎っているともう一度爆ぜてきます。これを「2ハゼ」と呼びます。1ハゼで取り出すといわゆる浅煎りです。2ハゼで深煎りでしょうか。それ以上やって豆にテカリが出てくると、フレンチロースト→イタリアンローストとだんだんエスプレッソに近づいていきます。
何度か試したところ、火からの距離も重要で、火の近くで一気に煎ると香りが飛んでしまいます。火から遠ざけてゆっくり煎ると香りは高くなりますが、やりすぎると香りと甘みに苦味が勝ってしまいます。
うーん、難しい。