一生添い遂げるグラス
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最近ウィスキーの家飲みも多くなってきたので、ロックグラスを買ってみました。「一生添い遂げるロックグラス」です。「一生添い遂げる」は私の意気込みでなく、商品名です。
昭和31年創業、江戸硝子窯元、東京伝統工芸士認定の田島硝子の職人の手による手づくりです。
デザインは自体は非常にシンプルです。個人的にはもう少し口が狭いデザインの方が好みでこのように広がった形はあまり好みではありませんが、ロックグラスとしては一般的な形です。
トランスペアレントガラスというのが使われているらしく、鉛の代わりにバリウム、リチウム等の金属を配合して従来のクリスタルガラスに同じような屈折率を実現したガラスとのことです。鉛を使わないため環境に優しいらしいですが、ガラス自体は、「クリスタルガラス」の透明感には及ばないように思います。
同じシリーズの製品で朱塗りやつや消しのブラックもあったので、これくらいの透明感であればそちらの方が良かったかもしれません。値段が少し高くなりますが。
飲んでみた感じは、重厚感もあり雰囲気が出ますが、飲み口が広いためウィスキーの香りが逃げてしまうのでちょっと残念です。わたしはロックでも小さな氷しか使わないので恩恵がありませんが、かち割りの本格的な氷を使うならこれくらいの大きさの方が良いのかもしれません。
特筆すべきは、日本で初めての生涯補償付きで、所有年月・破損理由に関わらず交換が可能ということです。これが「生涯添い遂げる」と称してる所以ですね。初回は無料、2回目以降は2,000円(税別)での交換をしてくれるそうです。
うーん、「生涯補償」であって「生涯保障」じゃないんですね。 本格的なのが欲しければもっと高いものをお勧めします。ネタで楽しめる方はどうぞ、