EARIN - 世界最小ワイヤレスイヤフォン(自称)

カテゴリー:  Gadget タグ:  headphone

一年以上前にKickstarterでポチったEARINがやっと完成して送られてきました。

ダンボールですが、なんかマグネットでとじてあるお洒落なケースに入っています。

中には、EARIN本体、充電用カプセル、Complyのイアーチップが数個、USBケーブルが入っています。

本体はイヤフォンの先だけみたいな感じで小さいです。ただ、それよりもアルミ?のカプセルのデザインが秀逸です。スルスルとカプセルの橋を持って引き出すと、そこには本体が入ってるというのは何かスパイの道具じみていて男の子にはたまりません。

最初にEARINの本体をカプセルに押し込んで充電します。最初は、入れる力の入れ具合が分からず戸惑いましたが、本体の底辺がカプセル奥にしっかり着くように斜めに押し込んでいきます。

本体を押し込むと、カプセル側面の赤いランプが点灯します。これは本体にカプセルから充電していることを示すようです。そう、カプセル内にもバッテリーが仕込んであり、本体はそこから充電されます。カプセルに押し込むと電源も切れるので、使い終わったらカプセルに入れると電源も切れて充電が始まるということです。ごっついスマート!

USBケーブルをカプセルに接続して充電を始めます。

赤く光るEARIN

充電が始まると、カプセル上部にあるランプが赤く点灯します。これが緑になったらカプセルの充電が完了です。最初はカプセルと本体両方にバッテリーがあることに気づかず、混乱してしまいました。

カプセルに充電が完了し本体にも充電されたら、本体をカプセルから取り出します。この状態でもう電源オンになっているおり、iPhoneなどを近づけるとペアリングできるのでペアリングしてしまいます。iPhoneでは EARIN LとEARIN Rの2つのデバイスが見えています。

Bluethoothのイヤフォンでもステレオの場合、左右の繋ぐワイヤーがあったりしますが、EARINには一切ワイヤがありません。スクラッチノイズが無くストレスフリーなのはもちろんですが、ワイヤに縛られないというのがこんなにも自由でストレスがないのかと驚いています。

Complyのイヤーチップの性能か、遮音性は非常に高いです。 早速聞いてみると、意外にも聴ける音です。これだったら、アウトドアで聞く分に十分です。たまに片方だけ切れたりしますが、かなり安定してステレオで聴けています。低音もそこそこ出ています。

EARINには専用アプリが提供されています。あまり多くのことができず、バッテリー残量の確認と左右のバランスくらいしか調整できません。低音のブースターがありますが、音は今ひとつです。私は、SonicMax Proを使っています。適度に音をエンハンスしてくれるので、こう言ったイヤフォンには最適です。

バッテリーの方は本体で2時間くらいは持ちそうです。カプセルのバッテリーは3回くらい本体に充電できるそうですから、朝満充電にしておき、通勤電車で聞いてオフィスに着いたらカプセルに入れて充電。また、帰りに通勤電車で聞くくらいは余裕です。なかなかよく考えられたシステムです。

ともかくデザインのセンス、よく考えられたシステム、この自由な視聴環境を提供してくれるEARINは今までのイヤフォンを飛び越えた感じがあります。

そのうち正式な販売が始まると思います。
日本では、KickStarterで入手したと思わるEARINを4万近い値段で売ってるバカもいますので気をつけてください。

関連リンク:

コメント

Comments powered by Disqus