プロトのアクセルペダル ネオをWRXに
WRX STI(VAB)では、以前のインプレッサ WRX STI(CBA-GRB)よりアクセルペダルの位置がちょっとだけ具合が悪くなっています。
アクセルペダルがブレーキペダルよりかなり奥にセットされているのです。私が以前乗っていたレガシィと比べても奥にセットされています。
誤操作防止のためでなのでしょうが、最初かなり戸惑いました。ブレーキは踵を浮かせてつま先で踏みますが、アクセルは踵をフロアにつけて足裏全体で踏みます。標準のレイアウトだと、ブレーキを踏んで再加速する際はいいんですがアクセルを踏んだ状態でブレーキを踏む際はかなり意識して足を踏み替えて位置を変える必要がありました。
また、この位置だと、フルブレーキングでならともかく街乗りで加減してのブレーキではヒール&トゥーなどアクセルに絶対に足が届かない位置関係です。「ヒール&トゥーがやりづらい」という話はよく聞きます。私はフルブレーキングでないならヒール&トゥーなどやる意味もないと思うのでやりませんが、このペダルの位置関係では踏み替えてのブリッキングもスムーズというわけにはいきません。
今日SAB千葉長沼でスバルオーナーズミーティングがありプロトが出店していたので見に行ってきました。
狙いは、「アクセルペダル ネオ」です。
アルミの削りだしという贅沢な作りのペダルです。標準と同じような黒い斑点模様ですが、これはシールです(赤も入っているので自分で選べます)。アルミのパターンのみでゴムなど余計なものは付いていないので、足を当てるときちんと安定しつつ滑らすこともでき操作が大変スムーズに運びます。
位置は標準よりペダルが若干手前に出てくるイメージですが、形状も手前に長いので感覚的にはかなり手前にくる感じです。また、ペダルの高さや角度も微妙に調整してあり、初めてでも違和感はなくブレーキとの踏み替えで楽になっていることに気づきます。
手前に来ることで、アクセルワークも抜群にやりやすくなり、ブレーキペダルの位置関係も良好で踏み替えが標準ほど大げさな動作をしなくてよくなります。
試しにやってみると、街乗りでのブレーキ操作でも楽にヒール&トゥーができます。 普通の踏み替えてのブリッキングも大変楽です。
ペダルとしてはかなり高価ですが、その効果と見た目の素晴らしさは非常にコスパの高い商品だと思います。