ゆいレールがQRコード乗車券になっていた
昨日、披露宴にお呼ばれして久しぶりに沖縄に行ってきました。
空港からゆいレールというモノレールで移動だったんですが、そのチケットがQRコードになっていました。
写真のように右半分にQRコードが印字されているので、これを改札の光学読み取り機にかざすとピっと行って通ることができます。QRコードの右半分はコピーガードで色が付いており不正防止対策が施されています。試しにiPhoneのQRコード読み取りアプリで読ませましたが、読み取れませんでした。コード自体も暗号化されているようです。
実際使ってみると、位置を合わせてタッチする必要があり磁気カードより使い勝手は良くないです。読み取り時間も、立ち止まるほどではありませんが磁気カードより時間がかかるようです。
改札を出るときはタッチするだけなので当然手元に乗車券が残ります。どうすんだろう?と思っていたら、改札機の端に回収箱が下げてありました。ちょっとダサいです。
QRコードのメリットとして以下の2点の説明がなされています。
- すべての乗車券がタッチ式なので改札機をスムーズに通れます。
- 使用済み乗車券も資源ごみとしてリサイクルできるため、環境に優しい乗車券です。(今まで利用していた磁気券は産業廃棄物です)
前者は乗客の改札がスムーズというより、物理的に機械を通さなくてよいため券づまりや券の取り忘れなど磁気券にあった問題がなくなるという運営側のメリットだと思います。利用者から見ると、券の裏表やコードの位置を意識する必要があるのであまりメリットはなさそうです。
環境に優しいとは磁気を塗布しなくてよく紙だけでできているということを言っているんでしょうか。これも裏を返せば、コストダウンできているということで運営側のメリットですね。
赤字垂れ流している3セクでまた新しいおもちゃぶちこんだのかと思いましたが、これで駅員削減ともやるんだったらアリですかね。
ちなみに、OKICAというICカードも導入されていました。SUICAなどとの相互運用はできていないようですが。