Pencil by Fifty Three

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先日 iPad専用だったドローイングアプリ Paper by Fifty ThreeがiPhoneでも使えるようになったので、Paper専用のスタイラスである専用スタイライズペン Pencil by Fifty Threeを購入してみました。

デザイン的には茶色のウールナットの木目調のものがよかったのですが、iPhoneで使用するには不要なマグネットが付いていることと、それに伴い価格が少し高かったので黒のモデルにしました。一時期は人気で入手しづらかったんですが、今は大丈夫なようです。

使用するには、まず90分ほど充電する必要が有ります。バッテリー駆動なのです。ペン先を引き出すとユニットになっています。ペン先と反対側がUSB端子になっているので、そのままUSBで接続して充電します。充電には90分ほどかかりますが、使用電力は少ないらしく私の場合2週間以上は継続して使用できています。

充電が完了し、Bluetoothのペアリングが終わるとPaperで使用できるようになります。

早速Paperで描いてみた絵が以下です。

Paperで描いた絵

絶望的に絵が下手なことは別にして、なかなかアナログな絵になります。

かなり太めのペン先ですが、指よりは断然描きやすいので細かな線などはかなり楽になります。戸惑ったのは、筆圧でなくペン先の角度で線の太さが変わる点です。筆圧はあまり必要なく、感圧を高めても線が太くなるというわけではありません。ペン先を当てる角度を寝かせるようにすると、線の太さが太く変わるようです。うまく利用できるくらいに慣れてくれば、かなりアナログな絵が描けるのではないかと思います。

Paperの場合、このペンと使っていると指にはぼかしツールがアサインされるので、ペンで描いて指で擦ってぼかすというごく自然な絵を描くスタイルをそのまま実現できます。また、ペン先とは逆側で画面をなぞると、消しゴム機能となります。これも本当に自然ですね。

もう一つ素晴らしいのは、反応速度です。これは気のせいかもせいませんが、指で描いているより反応速度が早い気がします。

そもそも、画面自体がセンサーになっているiPhoneで、普通のスタイラスでなくこういったBluetooth接続のスタイラスが必要なのか今ひとつ疑問でしたが、これなら納得できます。圧倒的な反応速度と、独自の感圧(実際にはペン先角度)を実現するために必要だったのでしょうか。

Paper以外にもAdobe Illustratorなど対応アプリの増えているので、これから楽しみです。

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