想定外にすごい橿原神宮
帰省したので、ちょっと足を伸ばして橿原神宮に行ってきました。
通学に使っていた近鉄に「橿原神宮前行き」という電車があって名前は知っていたのですが、ちゃんと訪れたのは今回が最初でした。
初めておどずれた橿原神宮はなんだか壮大でした。
正面入り口には、木製の大きな鳥居が立っています。よくある赤塗りしたものでなく、木の肌がそのまま見えていてそれが風格になっていてめちゃめちゃカッコイイです。
奥に進んでいくと、威風堂々とした南門が立っています。さらに砂利道を歩いていくと畝傍山を背景に拝殿が見えてきます。こちらもものすごく荘厳な建物です。
由来を調べてみると、神武天皇由来の地でした。
東征が進まぬ事を危惧した天照大御神により霊剣「布都御魂(ふつのみたま)」を授かった神武天皇は、八咫烏に導かれながら険しい山々を越えて吉野の地へと辿り着き、長髄彦との決戦に勝利して橿原の地を都と定めた。
当然神武天皇は神話時代の天皇ですので、橿原神宮自体は、
橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建された。
そして、本殿は京都御所賢所を移築したものだそうです。
身近にこんなに立派なものがあったとはついぞ知りませんでした。
向かいにある体育館で何かの大会があったようでそちらの方は人が来ていましたが、神宮のほうは連休中にも関わらず閑散としていました。