iPhone 6 plusケース Urban Armor Gear フォリオケース
先日「オイルドレザースリーブ for iPhone 6 plus」で書いたよう、スリーブだと出し入れしてるうちに落としてしまって危ないなとハードなケース検討していましたが、最終的にUrban Armor Gear iPhone 6 Plus用フォリオケースを購入しました。
折り紙つきの耐衝撃性
何と言ってもこのシリーズの特徴は、特徴は米軍採用品選定の規格「MIL STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」に認定されている耐衝撃性をもつことです。
Military_Stamp.png ケースには米軍採用品選定規格に認定されたスタンプが付いています。
「MIL STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」とは以下のような落下テストで、最大122cmから落とし落とし方も26通りで方向など細かに決まっています。
The intent of this test is to determine the structural and functional integrity of the materiel to a transit drop either outside or in its transit or combination case. Perform all tests with a quick release hook or drop tester.
MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV この商品はこのような落下テストでも外観や中身に大きな問題が生じないことが認定されているのです。
全体鱗のような模様が入ったケースで背面もすっぽりカバーされます。真ん中にスリットが入っておりリンゴマークが覗くのはいい感じです。内部はゴムのような素材でハニカム状の模様が入っており、これも衝撃から本体を守ってくれそうです。
側面はTPUが分厚くなっていて、角から落としてもこれならばまず本体が影響を受けることはないでしょう。この分厚さがミリタリーな雰囲気を出していてデザインの特徴にもなっています。
前面は液晶面よりかなり前に出ているので、液晶面を下に落としても液晶面が床に触れることはないので安心です。
前面カバー功罪
さらに特徴はフォリオケースなので前面カバーがあることです。
背面と同じ素材で「UAG」の文字だけがあしらわれています。真ん中の位置にあるベルトが裏側まで回りマグネットで固定される方式です。iPhoneをカバンに入れるときも前面カバーで液晶が保護されるので、神経質ならずそのまま放り込めます。
内側を見ると、ポケットがありカード類を入れられるようです。Pasmoやコンビニのカードを入れておくと便利です。
感心した点は、スピーカーの部分にスリットが入っているので前面カバーをつけたまま通話できるということです。iPhone 6 plusのような大きさだと普通に通話するとべっとりと顔の脂が液晶面についてしまいますが、カバーをつけたままだとその心配もいりません。
ただし、開くはやはり面倒です。本体と前面カバーをつないでいるベルトがかなり余裕があるので、使うときには裏側にカバーを回してしまって本体と重ねて持てばよいんですがそれでも一手間かかります。また、このベルトが強度にちょっと不安がある感じで、使ってうちに劣化して切れそうです。
一番の問題はこの持ち方をすると、カメラのレンズにカバーがかぶってしまってカメラが使えないことです。まだランドスケープでカメラを使う場合は、下にダランと垂らしてしまえばよいのですが、これだとボリュームボタンが下側に来るのでシャッターとして使えません。ポートレートで使う場合は最悪で本体左側に不安定な形でカバーがブラブラした状態でカメラを使わなければなりません。
まとめると
カメラ使用時の問題はあるものの、総じて満足です。
多少分厚くなりますが、iPhone保護の観点ではこれ以上のケースはなかなかありません。デザインも私は気に入っています。
色は赤と黒があり、わたしは赤を選びました。 知り合いに「3倍速い?」って聞かれましたが、確かにあの人専用機になった雰囲気を味わえますよ。