Comtec ZERO 1C アップデートで注意

カテゴリー:  Automotive タグ:  car

先日購入したZERO 1Cですが、さすがに3年ほど前の機種なのでGPSデータの更新をやっとくかとSDカードを購入しました。

ここで失敗です。 うっかり安かったので、Amazon限定のKingston microSDHCカード 8GB Class10 UHS-I対応(変換アダプタ付) (FFPパッケージ) (永久保証) SDC10/8GBFRを購入したんですが、やっぱりSDHCカードには対応していませんでした。 なんで自動車関連の機器はこうなんでしょうね。最近では安価なカードでも大容量になってきたのでSDHCでないカードを見つけるほうが難しくなってきています。

結局、Transcend microSDカード2GB TS2GUSDを買い直して無事データ更新です。

しかし、ZERO 1Cの更新方法でまた苦戦です。 右ボタンと中央のボタンを押しながら電源を入れろとあります。まず右ボタンと中央のボタンが隣接しているので、2本に指では押せず一本の指で両方を抑えることになります。クリック感のないボタンなのでちゃんと押せているのか全然感覚がつかめません。しかもダッシュボードの上に設置してるのでかなり無理な姿勢。

これで電源を入れる? ZERO 1Cには電源がないので、車のイグニションを操作しようと思いました。ところが右手がボタンを押してるので、うちの車では右側にあるイグニションボタンが押せません。結局シガーソケットに挿したアダプタを抜き差しです。データ更新以外でSDカードを挿すことなんてないんだからカードが入っていたらデータ更新して欲しいです。

SDカードの対応をいい、狭い世界で仕事してる感じがよく出ています。

まず、最新機種ではないので安いです。

性能的には、準天頂衛星「みちびき」を利用した「最速GPS測位」で位置精度に関しては最新機種とそれほど変わらんでしょう。GPSデータも更新できるので大した違いはありません。最新機種のように移動式小型レーダーの位置情報が含まれているか未確認ですが、そもそも「移動式」なのであまり信頼できませんし、レーダー波を発しないので検知不能のはずです。

警告も音声とLEDの色と点滅で知らせてくれるので十分です。

この機種の設計者の脳みそが衰えていたようで、透明な液晶パネルは半分が日にちと時計表示になっています。下半分が速度表示と警告です。警告は4分の1のスペースに細かくアイコンが並びます。レーダー探知機の表示としては最低の部類ですが、それも表示が見えたとしての話です。

クールな? なのか 安物の中華製液晶時計風なのか わかりませんが、透明な液晶表示は昼間でもほとんど見えません。夜になると全く見えません。バックライトくらい仕込めばもう少し見えたと思いますが。まぁ、そもそも「表示」に関しては何も期待していないので不満ではありますが、個人的には致命的な問題ではありません。

ODBII接続には対応していないのでシガーソケットから取り回して、USB端子で本体に接続します。付属のケーブルは3mあるので大抵の車では十分でしょう。わたしは、シガーソケットから運転席のカーペットの下をくぐらせてダッシュボードの隙間に埋め込んで運転席の左側に設置しました。ところどころ、エーモン E464 配線止めテープで固定しています。そもそも「見やすい位置に設置しよう」という意欲すら失わせる可視性の低い液晶なので、設置は簡単です。

最新機種だと、ODBII接続で35,000円以上のコストが必要です。 そこで追加される機能は、ドライブレコーダー連動(持ってません)、移動式小型オービス対応(精度のほどは疑問)、ラウンドアバウトでの注意喚起(自分で注意できます)、タッチパネルUI(要りません)など、あってもなくても良い機能ばかり。ならばGPSデータさえ更新対応していれば一世代前の機種でも大した違いはありません。

そう考えると、ZERO 1Cはコンパクトだし余計な機能は付いていないので、なかなか良い選択ではないでしょうか?

わたしは、未だに”無事故”無違反もゴールド。速度違反のないように注意しましょう。

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