さくらのレンタルサーバーで 503エラーが出てしまったら
昨年末さくらのレンタルサーバーに移行を始めた時、MP3ファイルを置いてHTML5でアクセスするコード書いたら、一発で503で落ちました。ブラウザでは、以下のようなエラーが返ってきます。
Service Temporarily Unavailable The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.
サポートにメールしたら程なく解決したので対応したのかと思っていたら、実際には一定時間が経ったので制限が自動的に解かれただけでサポートで対処してくれたわけではなかったようです。今日「複数のユーザが1台のサーバに同居する、いわゆる共用サーバサービスとなっております。 てめぇ何やってんだ?(とは書いてなかったけど)」というご注意メールをいただきました。
さくらのレンタルサーバはこの辺りは実にフェアでプランごとの転送量の制限を公開してくれています。【さくらのレンタルサーバ】基本仕様によると、わたしの利用するスタンダードプランでは転送量の上限は80GB/日です。いただいたメールによると、これを24時間で割った転送量になるよう1時間あたりの転送量を見直せとガイドされてました。すぐに制限されたのである一定の単位時間で見ているのでしょう。80GB/日だとざっくり60MB/分。問題になったMP3ファイルは約8MBで短時間にFTPでアップロード&HTTPでアクセスでもそこまでの転送量になりそうにありませんが、試用開始&当日申し込みだったので試用期間のもっと低い制限に引っかかったのかもしれません。
さて、503エラーが出てしまった場合の対処方法ですが、基本的にはありません。アクセスが収まって転送量が落ち着いて、制限が解除されるのを待つしかありません。わたしの場合FTPではアクセスできたので、問題になっているファイルが判明してFTPでアクセス可能であればそれを削除するというのが有効です。(静的にファイルを出力するMovable Typeでよかった)
事前の対応としては、アクセス数の増加や転送量の増加を時々確認して急増の兆候が見えたら、原因となる記事やファイルを取り除いておくかプランを上げることを考えるかです。転送量はさくらのコントロールパネルで3日くらいの転送量は確認できます。
しかし、まぁ60MB/分という数字は画像を含んだとしても普通の記事だけではそうそう到達する数字ではありません。このブログなんて移行したばかりとはいえ、1日の転送量なんて100MB程度です。わたしにとっては全くの杞憂ですわ。
それでも心配な人気ブログを運営されている方は、
動画や音声ファイルなどは他のサービスを利用する その他巨大なファイルはストレージ系のサービスを利用する 画像のダイエットを行う 画像のファイルサイズ縮小は、MacであればJPEGminiなどと使うとよいかと思います。