Phoneへの充電を加速するLegion Meter
Kickstarterで出資していたLegion Meterがやっと送られてきました。当初10月出荷の予定だったので2ケ月の遅れです。
Legion Meterはかなりコンパクトです。PC/Macや電源アダプタとUSBケーブルの間に差し込んで使います。
本体にはUser Interface Buttonがあり、押すと以下のように切り替わります。
- アンペア数
- ワット数
- mWhカウンター
- Appleモード/Androidモードの表示。長押しで切り替わるようですが、自動認識してくれるの切り替える必要はないでしょう。
- 接続されているUSBポートのボルト数
mWhカウンターは長押しでリセットでき、バッテリーが無い状態で充電すれば電池の総容量がわかるという訳です。
側面には Accelerator/Data ProtectionモードとData Pass Throughモードを切り替えるスイッチがあります。A側だと充電加速が効くと同時に物理的にはUSBポートとの通信ができなくなります。最近話題になっている Juice Jackingなどへのハッキング対策ですね。同様の機能を持つUSBコンドームは海外では売れに売れて売り切れ状態が続いていた状況ですが、日本ではまだあまり認知されていないようです。
この切り替えスイッチは凹みの奥にありペンか何かがないと切り替えが効きません。まぁ、Data Pass ThroughモードでわざわざこのLegion Meterを使う意味がわかりませんがからこれはこれでよいかと思います。一つ問題は初期状態でData Pass Through モードになっていることですね。製品の位置付けと安全やスイッチの切り替えにくさを考えると A側にスイッチを入れておいて欲しかったです。
早速、iPhoneを充電してみました。 コンセントに差し込んでの充電ではデータでは20%程度は早くなるようですが、いま一つ体感できません。MacのUSBポートに直接繋いでみたところ、ワット数が倍近くになって確かに充電が早くなるようです。ところが、USB Hubを経由すると全然充電が進みません。うーん、わからん。
コンセントに差し込んでのテストでわかったことですが、うちはiPadもありKindleもあったりして電源アダプタをいい加減に使いまわしているので混在してしまっています。見ていると、iPad用の電源アダプタに刺した場合iPadを充電する場合は2A前後に、iPhoneを挿すと1A程度にコントロールしてくれているようです。
とりあえずは、外出時に持ち歩こうかと思います。 急速充電の機能もありますが、充電だけしたい場合にUSBコンドームだと思えば十分元が取れそうです。
日本では早速16,000円とかぼったくり通販している会社がありますが、開発元のPLX devices IncのWebサイトに行けば今なら$30引きの$38でゲットできます。(送料は別途かかります)