BitCasa vs Dropbox Pro
BitCasaを一月使ってみたところで、Dropbox Proも容量アップしてサービス内容を一新してきたのでちょっと迷いましたがBitCasaの1年間のsubscriptionを購入しました。
Dropbox Proとの比較
Dropbox と比較すると以下のような感じでしょうか。
ポイント | BitCasa | Dropbox | Choice |
---|---|---|---|
容量 | 1TB | 1TB | Even |
暗号化 | Convergent Encryption | 256bit AES/SSL。つまりAmazon S3の暗号化かな | BitCasa |
ミラーリング | 指定したフォルダをミラーリング可能 | 基本Dropboxというフォルダをミラーリング | BitCasa |
バージョン管理 | 180日のバージョンを保存 | 30日のバージョンを保存 | BitCasa |
Webアクセス | あり。独自のフィルター機能 | あり | Even |
速度 | 日本からだとAmazon S3の日本リージョンを使っているらしく速い | 体感的に遅い | BitCasa |
共有 | ファイル、フォルダとも可能。パスワード設定も可。リンク管理は今一つ | ファイル、フォルダとも可。パスワードや有効期限も設定可能 | Dropbox |
Dropboxが共有機能を強化してきてパスワードの設定や「有効期限」の設定が可能なりました。もともと、DropboxはDropboxユーザーを特定した共有も可能でしたので、BitCasaよりかなり共有機能は充実したことになります。BitCasaはパスワード設定は可能ですが、共有先を管理していません。
また、どちらも共有はクライアントから可能ですが、共有状態の確認はWebインターフェイスからしかできません。Dropboxはファイル一覧から誰と共有しているかわかりますが、Bitcasaはリンクマネージャからしかできず不便です。
なんでBitCasa ?
価格体系もほぼ同じで容量も同じですが、細かく見ていくと上記のような違いがあります。個人的にはやっぱり同期モデルのPCを中心に置いたDropboxよりも、クラウド上のストレージを中心として様々なデバイスからデータを共有しようというBitCasaのほうが向いているようです。また、同期速度も速いというのも決め手です。