そういえば、Vitz RSも試乗したんだった

カテゴリー:  Automotive タグ:  test drive toyota vitz

先週そういえばVitz RSも試乗したんだった。

24月にマイナーチェンジがあったらしいが、なんだか厳つい感じ。トヨタの考える「スポーティ」ってこうなるのか。なんか派手なペイントがしてある試乗車でちょっと恥ずかしい。ここの営業所は営業が隣に乗り込んで来ず、「どうぞ」って感じで一人で乗せてくれるのがよいところ。

エンジンをかけてみると、思ったよりエンジン音がうるさい。それもなんかトラックみたいな音だ。気を取り直してゆっくりと公道に出るところで「なんじゃ? このブレーキ」。ちょっと踏んだだけで、カックンと強烈に効きます。うちのレガシィもだが多くのトヨタ車は踏んだらリニアにブレーキが効いてくるので、かなりな違和感。このブレーキの感じは日産車の中小型車に多い。安全対策のつもりなんだろうか。いきなり強くなった。

走り出すと、そこそこパワーはあるがまぁスポーティーとは程遠い。足回りはちょっとお金をかけてるようだ。コーナーでちょっと無理してもロール感がなくそのまま曲がっていく感じ。しかし、接地感もなく自分の車の状態や路面の状態が全くつかめず、雲上で走ってるような...... いや、といっても乗り心地そのものはこの手の車にしてはかなり硬いですよ。

つまらなくなって、そうそうに返却しました。

パーツそのものはスポーツグレードというのでよい部品を使ってるようですが、どんな車をイメージしてこの車を作ったのか作り手の気持ちがさっぱりわからない車でした。

かつて、2000年頃に出た初代Vitzの鮮烈さは欠片もないのはよくわかりました。店舗の多いネッツ店で売られているので、まぁそれなりにしばらく売れるんでしょうが「第二のカローラ」ですね。

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