Windows 7 Home Editionでのパスワードポリシーを変更する
なんで Windows 7 Home Editionを買っちゃったかな orz
うちの会社では各人のPCにセキュリティチェックのツールが仕込んであって、会社のポリシーに反する設定を行っていると警告が上がり上長にも報告が行ってしまう。
社内はWindows7なのだが、わたしは個人所有のMacを持ち込んで仕事をしている。時々Windowsでなければならないシーンがあるので昨年 Windows 7 Home EditionとParallelsを買って使っていたのだが、最近VMイメージを消してしまったので再導入した。このとき問題になったのが先のセキュリティチェックツールでパスワードポリシーをチェックしているのだ。わたしが買ってしまった Windows 7 Home Editionにはローカルセキュリティーポリシーがない。あれ? 前回どうしたんだっけ?
全力で思い出したのが以下の手順。忘れないように書いておく。
Windows 7 Home Editionでパスワード期限を設定する。
- ファイル名を指定で「mmc.exe」を実行
- [ファイル] - [スナップインの追加と削除]
- 「セキュリティ テンプレート」を選択して「追加」
- 同様に「セキュリティの構成と分析」を選択して「追加」
- [コンソール ルート] - [セキュリティ テンプレート]のフォルダを右クリックして[新しいテンプレート]をクリック
- テンプレート名にPassPeriodのまま「OK」
- [PassPeriod] - [アカウントポリシー] - [パスワードのポリシー]の中にある[パスワードの有効期間]を適当に変更する
- コンソールメニューの[ファイル] - [上書き保存]で保存します。
- [コンソール ルート] - [セキュリティの構成と分析]を右クリックして[データベースを開く] から、先のファイルを開く
- [セキュリティの構成と分析] を右クリックして[コンピュータの構成] をクリック
- コンソールメニューの[ファイル] - [上書き保存]
多分同じことは、管理者権限で コマンドラインから net accounts コマンドでも出来る。
更にチェックツールを騙せ!
さてこれだけだと、パスワードが期限切れになる設定になってないとまだチェックツールが怒ります。
- wmicを管理者権限で実行
- UserAccount where PasswordExpires=FALSE set PasswordExpires=TRUE
- 一つ一つアカウントの設定を変更するか聞いてくるので、自分の変更したいアカウントだけ YESと応える。
さて、これで再起動をかければめでたくHome Editionが会社で使えるようになっている。