Macのサウンド環境を改善する Hearを5文字で説明すると
すばらしい!
ずっとMacでiTunesのサウンド改善にVolume Logicを使っていましたが、開発も止まり販売もされなくなって数年経っておりそろそろ別のソリューションをと思って Hearを導入してみました。
VolumeLogic は 音質改善プラグインと言われていましたが、つめるところ処理としては低音のブースターとリアルタイムコンプレッサーでした。 Hear のほうはかなり高機能で、
- 低音のブースと
- イコライザー
- 実際の位置などを3Dでシュミレーションできる効果
- アンビエントと呼ばれるリバーブ的な音響効果
- FXと呼ばれるサラウンドサウンド効果
- MAXIMIZERという低音を強調して高音を控えてライブ的な音を出す効果
- リラックスしたり集中したりできるブラインウェーブを音楽に入れる
- スピーカー、サブウーハーの位置や音とに合わせて修正
- リスナーの位置や部屋の大きさに合わせて音を補正
- レコーディングで失われる微妙なニュアンスをシュミレーションする効果
などの効果をコントロールすることができます。 プリセットのセッティングもたくさん入っていますから、参考にしつつ好みに合わせていけばよいと思います。
また他のこういったアプリと違う点は、iTunesプラグインでなくMacのサウンドシステムに介入して音を調整しているようです。このため、iTunes以外のアプリケーションの音も効果を出すことが可能です。そのため、アプリごとにオンオフを自動的にできるよう登録する機能もあります。
また、プラグインでない利点はAirPlayなどでも効果を発揮出来る点でしょうか。
使ってみると、リバーブやサラウンドでの音場をコントロールした音はやっぱり聞いていて迫力があり、加工した音は好きじゃないなと思いつつ使うのを止められなくなりました。わたし自身は期待した「昔の音楽と最近の音楽を並べて聴いたときに感じる「音圧の差」をうまく補正してくれないか」という点に関しては、MAXIMIZERを使うと少し緩和されるようです。
ただ、Volume Logicと違ってリアルタイムに音を監視しながら処理をしている訳ではないので、「マシ」という程度です。やっぱりVolume Logicは偉大だった。
日本でも代理店がありアマゾンでパッケージ版を買うことができます。個人的には直接開発元から買うことをお勧めします。