FoldingText2

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iOSからの撤退やスタッフ削減など暗いニュースが多かったHogBay Softwareですが、最新のアプリであったFoldingTextが新リリースとなってやっと公開されました。

Markdown記法

FoldingTextをなんと説明してよいかちょっと迷います。 Markdown Editorという言い方もできますが、一般的なMarkdown Editorと違いHTMLに書き出すことを目的としていません。プレーンテキストで処理しつつ文書を構造的に扱うためにMarkdown記法を採用しているという言い方が正しいかもしれません。独自の拡張もなされています。

とは言ってもMarkdownで記述するので、サポートされているMarkdowはMultiMarkdownなど拡張された記法のほうがうれしい訳です。FoldingText2ではサポートするMarkdown記法がGitHub Markdownなど拡張されたMarkdownがいくつかされたのが個人的には一番うれしいです。

独自拡張

拡張されたFoldingTextで独自にMarkdown記法は、Modeです。 任意のテキストの後にピリオドに続いてモード名を記述することで独自機能を用いることが出来ます。

"todo"と記述すればチェックマークのついた Todo Listを簡単に管理することが出来ます。 開発キット

開発者向けのSDKが提供されたようです。 これを使うとFoldingTextが認識しているプレーンテキストのノードに自由にアクセスして処理を書くことができるようです。プラグインの機能も提供されたようなので、多くのプラグインが出てくると面白いかもしれません。

さて、もうすっかりVimにエディタを移行してしまったので、あまり使うことがなくなってしまったFoldingTextですが、プレーンテキスト指向なのにリッチな機能を果敢に盛り込んでくる注目のアプリには違いありません。

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