さてどうしましょ、メッセージアプリ
WatsAppの買収騒動
先日WhatsAppがFacebookに買収されたというニュースがありました。日本ではLINEが圧倒的にユーザー数を伸ばしていますが、世界的に見ると、LINEよりメジャーでWhatsAppはかなりユーザー数を獲得しているようです。
ところがFacebookによりWhatsAppが買収されたことを受けて、ドイツでは大挙してユーザーが別のアプリに移行したとのニュースが流れてきました。原因は多くのユーザーがセキュリティに懸念を感じたようです。Facebookのようなビッグなネットプレイヤーの収入の多くは広告です。よってアドレスをサーバーに送ったりメッセージが読まれる可能性があるこの手のアプリについて、ユーザーがそういった懸念を持つのはもっともなことです。WhatsAppは2年目から使用料を取るという明確なビジネスモデルでしたし。
同じ懸念を持っている私としても、ちょっと選択肢を考えてみました。
LINE
ユーザーも多くコミュニケーションの点から見ると日本ではベストな選択なんですが、WhatsAppと同じ懸念はあります。所詮他のアプリと抱き合わせで商売している会社ですから。それにこれまで技術的な優劣がゲームのキーであったこの世界に、かわいさとか面白さとかを持ち込んだLINEの雰囲気がどうしても嫌いです。
iMessage
選択してとしてはiOS標準ですから、アドレス帳と安心して連携できたりFaceTimeが使えたりと便利です。難点は相手もiOSユーザーである必要があることです。iOSユーザー以外にもSMSで送信できますが、相手のキャリアによってはお金かかってしまいますからね。
Facebook Messager
Facebookと連動しているので知り合いにコンタクトするにはいいんですが、Facebookやっていない人もいるのであまり使ってないです。
Viber
以前使っていましたが、楽天に買収されたんでもう使いません。
Telegram
フリーでシンプルなメッセージアプリです。 WhatsAppを意識しているようでWhatsAppよりセキュアであるというアピールが目に付きます。iOS版もAndroid版もDesktop版もありフリーでセキュアとなると今のところ一番の移行先候補です。問題は、日本のユーザーがほとんどいないことです。
Threema
これも同様にWhatsAppの代替です。ドイツで大量なユーザー以降が生じた際、WhatsAppからの移行先として多くのユーザーがこのアプリを選択しました。 たった3人で運営されているスイスのベンダーですが、うまくいけばこの世界でカッコたる地位を占めそうな予感もあります。ユーザー間のメッセージがセキュアであることを非常に気にかけて実装をしている点も交換です。Threemaの管理者でもメッセージを読み解くことは不可能らしいです。
問題は有料アプリで200円近くすることと、現時点で日本でチャット相手を見つけるのは難しいということです。
家族ではこれを使い始めました。
Voxer
トランシーバー的な使い方って当初新鮮で利用していたのですが、今となってはという感じです。アプリ自体はそこそこ便利で使っているですが、作興の景気変動でパニックになってるかもしれません。