Threemaだっていいんじゃない?

カテゴリー:  Tech タグ:  messaging software

家族がiPhoneに移行したので、家族間のメッセージングをThreemaに移行してみました。

iMessageでもよかったんですが、家族はAuでiPhoneには慣れていないのでezweb.ne.jpのメールはMMSに、iCloud.comのメールはMail.appにと使い分けがよいかなと考えているのですが、ここにiMessageのメッセージが飛んでくると混乱する予感がしているためです。まぁ、最近凝ってるメッセージングアプリのお試しというわたしの趣味もあります。

スイスの小さなベンダーが開発しているアプリで、セキュリティを売りにしているようです。だから、WhatsAppの代替として多くの人がヨーロッパでは使用を始めたのですね。2048ビット長のRSAに匹敵するという256ビット長のECCという暗号化技術を使っているそうです。各メッセージは128ビットの認証コードを付加して暗号化されているようです。End-To-Endで暗号化した上に自己破壊のシークレットチャットまであるTelegramと比べても、安心な感じです。もっともTelegramはオープンソースでこちらはソースが公開されていないので、アナウンスされている通り実装かどうか神のみぞ知るです。ソースが公開されていないので変な派生アプリがないというのも安心かもしれません。

チャット相手の安全度をアドレス帳と一致するかどうか測ってくれます。知らない人からのメッセージをレベル1とすると、アドレス帳に一致する人はレベル2、直接会ってカメラでお互いのQRコードを読みあって公開鍵のチェックが終わってるとレベル3と認識してくれます。電話番号だけで友達登録しちゃう他のアプリとは大きく違うところですね。 アドレス帳もそのままサーバー送信しているのでなく、ハッシュ値のみを送信しているようです。

機能的には、通常のテキスト、画像、位置情報を送信することが可能です。サーバーはスイスらいしいですが、それほどタイムラグもなくメッセージは届くようです。

有料アプリですが、安心が欲しいなら是非どうぞ。

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