僕はHHKeyboard Type-Sで嘘をつく
この5年近く愛用してきたHappy Hacking Keyboard Professional 2 墨(以下、HHKB)ですが、最近帰りが遅いため深夜にタイプする音が気になっていました。
どうもProfessional 2のキーは、タイプ後キーが標準位置に戻った際の内部部品同士がぶつかりあう音が出ているようした。このため、以前は買うまでもないと思っていたのですが、HHKB Professional 2 Type-S を購入しました。
Type-Sでは、Professional 2と比較すると、キー内部に緩衝剤が加えられ静粛性があがっている点と、キーストロークが4.0mmから3.8mmに変更された点が大きな違いです。静電容量無接点方式を使ってる点などその他の基本的な仕様はProfessional 2と同等です。
さて静粛性ですが、メーカーの情報によると可聴域で30%程度打鍵音が軽減されているそうです。実際タイプしたところ、Professionalでは「ガチャガチャ」という音が「パコパコ」という程度になりました。かなり、勢いよくタイプしても部屋の外に響くような音にはなりません。
また、キーストロークが変更されている点はタイプが楽になったと感じます。キーストローク3.8mmというのは実は初代のHHKBと同じなんです。HHKBは当時3万円以上の価格でした。キー構造もシリンドリカル・カーブドスカルプチャで、今のHHKB Professionalよりも凝った作りでした。今でも最高のキーボードだったと思います。Type-Sはキーストロークもタイプした感触や音も近いものがあるためでしょう、個人的にはとってもタイプしやすいです。
初代、Professional、Professional 2と使い続けて15年近くになります。次はまた5年後かな。