1Password 4 Has Come

カテゴリー:  Tech タグ:  1password security software

ふと気がついたら、パスワード統合管理ソフトの1Passwordがメジャーバージョンアップされてversion 4.0がリリースされていた。

早速アップグレードしました。今回デザインが一新されて見た目の印象がかなり新しくなりました。

マルチボルト対応

これまで1Passwordでは基本的に一つのリポジトリーですべてのパスワードを管理してきました。これこれでリポジトリーを意識する必要がなくてよかったのですが、やはり仕事とプライベートは分けたいなどという要望も多かったでしょう。ボルトという概念を導入して物理的にファイルを分けることが可能となりました。

個人的にはあまり必要ない機能ですが、現在ほとんど使っていないアカウントも惰性で残しているので"Archives"などというボルトを作成してあまり使わないアイテムは移してしまおうかと思っています。

高度なソート機能

ログイン項目のソートでかなり高度なことができるようなったようです。 「重複パスワードによる表示」を選択すると、同じパスワードを設定してしまっているサイトの一覧を表示してくれます。

人間では何十というサイトのパスワードの管理など限界がありますから、ある程度決まったパターンのパスワードになるのは仕方がないことです。しかし、せっかくこういうツールを使うのですから、安全のためにもサイトごとにパスワードをサイトごとに別の物を使うようにしましょう。

マルチURL

これまで同じサービスのログイン項目でもURLが微妙に違っていたりして、1Password上で別の項目として扱わなければならない場面がありました。今回は1つのログイン項目に複数のURLを紐づけられるので、サービス内でドメインが分かれているようなケースでも1つの項目として扱えます。

同期

Dropboxだけでなく、iCloudとフォルダ同期がサポートされました。フォルダ同期はSugarSyncなどを意識したサポートのようです。iCloudの同期はどうも信用できないので、当分Dropboxを使います。

項目シェアリング

項目を暗号化してメールやiMessageで送信できるようです。あまり使わないかな。

しかし、この手のアプリはApp Storeで買うかベンダーサイトで直接買うか判断が難しいですね。App Storeではアップグレードのようなライセンス形態を認めていないし、かといってApp Storeは便利は便利だしな。今回はベンダーサイトでアップグレードしました。

コメント

Comments powered by Disqus