セルマランドゲランド ゲランドの塩
フランスのお塩です。フランス西海岸、ブルターニュ地方にゲランド塩田で作られているもので、ローマ時代から続く手作業での伝統的製法を守っているとのことです。わたしは、顆粒タイプのものを使っています。
海水を干満の差によって塩田に引き込み、太陽と風の力だけでゆっくりと結晶するいわゆる天日塩を手作業で職人が収穫するそうです。従って塩化ナトリウムだけの精製塩とは、違って多種多様な成分(92種)が含まれてるらしいです。フランス有機農業推進団体認定品で個結防止剤など一切添加され、洗浄や加工も行われていません。海藻や泥なども入っていることがあるようです。このため、ちょっとグレーがかった色をしています。
舐めてみるとまぁ塩ですが、普通の精製塩と舐め比べてみると、明らかにまろやかさがあり、ぴりぴりしたしょっぱさでないのが分かります。生のきゅうりのちょっと付けていただいたのですが、ほのかに甘味が出て「食卓塩」とは雲泥の差です。
最近は週末に豚のかたまり肉を買ってきて、この塩を塗りたくってラップで冷蔵庫に寝かせて塩豚のストックを作っています。3,4日も経つと熟成して焼くだけで美味しいお肉になっています。