JPEGmini

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JPEGmini を訳あって買ってみました。

サーバー版も日本で販売店が出来て発売しているようですが、これはMacで動くデスクトップ版です。 発表のときの記事で「劣化なしでJPEGを圧縮」みたいな記事がたくさんでましたが、もちろんどう転んでもJPEG->JPEGの変換で非可逆圧縮なんで劣化が無い訳ありません。特許出願中の最適化技術を使ってると説明がありますが、要は人が視覚的に認知しにくい端折りをするアルゴリズムということです。

以前愛用していた国産の減色エンジンを使用していたWeb TechnologyのOptpixでは、JPEGの場合出来る限り、しかし人が認知できないレベルで周辺のドットと同じ色の部分は矩形にして同色で塗りつぶすということを前処理を入れて圧縮効率を上げていました。処理としては同じようなことをやっているのではないかと推察しています。

ものは試しでDropboxのアップロードフォルダに入っていたiPhoneで撮った写真 1,200枚、総量3.2GB程度をJPEGminiに放り込んでみました。結果、1.26GB程度小さくなりました。結果の画像の品質をすべて確認した訳ではありませんが、所詮iPhoneで撮った程度の画像なんで見た目ほとんどわかりません。これで、40%弱の削減なんで大したものです。

ちなみに、OPTPixは以前あったWindows用コンシューマー向けのアプリケーションの販売を止めてしまいましたが、フリーで減色エンジンが使えるWeb版アプリ 「OPTPiX Web Free」というを始めたようです。個人的にはJPEGよりPNGやGIFの圧縮エンジンを評価しています。

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