Pages
MacとiOS用のPagesを買いました。
理由は、今年マンションの理事会役員にあたっていて、毎月理事会の議事録を取らなければならなくなり「ワープロ」が必要になったため。標準ではMicrosoft Wordで作成することになっています。仕事のようMacにはMicrosoft Officeを入れましたが、仕事用にMacにあまりそのような文書を入れておきたくありません。理事会所有のPCもあるにはあるのですが、ミレニアム以前の化石ではないかという代物で触りたくない感じです。
NeoOfficeなどOpenOffice系も考えましたが、やっぱり動きがもっさりしています。Swift Publisher 3というアプリが、日本語の縦書きにも対応しており評判がよいようです。現時点で割引もあり1,700円ということで心惹かれましたが、ポスター的な資料作りを志向しているようで今回のニーズには合わないかもしれないと思い直しました。
結局、無難にPagesです。
一応Wordの文書も多少レイアウトが崩れたりするものの読み込めますし、Word形式での書き出しも問題ないようです。Wordよりはずいぶんシンプルなので、逆に使いやすいかもしれません。それでも、アウトライン機能や脚注、目次作成など一通りの機能はそろっており、論文など長い文書も扱うことができます。ただ、どちらかというと一枚もののちらしやポスターのほうが向いているように思います。
今回は理事会の議事録なのでせいぜい数枚の文書なので、これだけの機能があればPagesで十分です。管理会社の方が毎回理事会の翌日月曜日にWordで議事録のたたき台を作って送ってくれるので、だいたい出勤中に受信してiPhoneのPagesで内容を見ながら電車の中で追記・修正しています。帰宅後にiCloudから取り出してMac上のPagesでテンプレートを適用して、整形したり議事録用のスタイルを適用してその日のうちに役員にドラフトを配布してしまえます。
しかし、ワープロってもう使わないなぁ。
今回も制約がなければ、テキストかどこかオンラインの文書サービスを使っていたと思います。ポスターやチラシならばイラスト系のアプリを使うし、レポートや論文ならばUlyssesあたりでしょうか。使っていて、つくづく「もうワープロって過去の遺物なんだな」と思いました。