Pro Fit Ergo Vertical Trackballレビュー

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カテゴリー:  Gadget タグ:  mouse
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昨年末に購入した ロジクール M575 があまり相性がよくないので KensingtonのSlimBladeに 戻していたのですが、最近起動直後に認識しない不具合があり、 Pro Fit Ergo Vertical Trackballを購入しました。

60度の傾き

このトラックボールの特徴としては、親指タイプのトラックボールで ロジクールのMX ERGOのように60度傾いていると言う点です。 後追いといえば後追いですが、使っていると手の角度が自然になり手首が非常に楽です。

手を伸ばしてそっと手を添えると、自然に一番よい形でトラックボールを操作できるようになっています。この当たりは後発ということでよく寝られているように思います。

腱鞘炎や手首に負担をかけたくない方には非常にお勧めです。

残念なのは、手を添えると自然な形で操作できるのですが、トラックボールの右側から 手をかぶせている状態なので力加減次第でトラックボールが左側に動いてしまう事があります。 底面には一応すべり止めのゴムがついていますが、もう少ししっかり固定できる作りであれば より完璧でした。この点ロジクールのほうがしっかりしていそうです。

多ボタン

このマウスには8つのボタンがあります。

実際にカスタマイズできるのは7つですが、これだけあれば自分が好きな機能を割り付け ることができます。

私は、主ボタン、副ボタン以外には「戻る」「進む」「Misson Control」「アプリ切り替え」など を割り付けています。

注意点はケンジントンのドライバーはバグが多いそうです。私はケンジントンのものは インストールせずにステアーマウスでカスタマイズをしています。

残念な点は2つです。

  • DPIを切り替えるボタンでマウスの動きの精度を変更する事ができますが、マウス底面にあるため実質的には使えません。

  • 接続先はBluetooth 2系統、ナノレシーバーと3系統を扱うことが可能で、切り替えボタンも付いています。が、このボタンが親指の部分になり間違って押しそうで怖い。使用頻度は低いのでこのボタンこそ底面でよかった。

その他の美点

まず、ボールのイジェクトボタンがあるので、道具なしで簡単にボールが取り出せて清掃することが 可能です。よく考えられていますね。

また、単三電池で駆動するのも美点です。構造的には5年くらいは簡単に使い続ける事ができそう ですが、充電式バッテリーだと本体の前にバッテリーが寿命となります。この点、単三電池であれば そう言った心配はありません。

ロジクールのMX ERGOよりも3千円近く安くて、この品質なので完全に満足です。

Kensington Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール
ASIN: B084T1JLZ1

人間工学に基づいたデザインで、握手をする時のような自然な手首と手のひらの位置でPC作業を行えます。長時間のPC作業も快適に行うことができます。正規品/3年保証付き

2021-05-07 追記

トラックボールの形状が右側から手を添える形なので、どうしてもトラックボール自体が 左側に動いてしまいます。トラックボールの底面には一応すべり止めがついているので、 使用する机との相性なのかもしれません。

仕方がないので、シリコンシートを購入して敷いて使用しています。これでトラックボールが 左側に逃げる事もなく、安定して使用できています。

車用 ノンスリップマット 滑らないシート シリコン
ASIN: B002GKBWNG

車載用のシートですが、しっかりすべり止めになってくれます。

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