飯沼本家 - 甲子 純米吟醸
昨日鹿島神宮の帰りに酒々井の方を通ったのは関係なく、たまたま近所のイオンのお酒売り場で見つけたので酒々井の飯沼本家の「甲子 純米吟醸酒」を見つけたので買ってきました。
千葉駅のIMADEYAさんでいただいて、とても美味しかったのです。
「甲子」と書いて「きのえね」と読みます。由来は「干支」だと思います。
「十二支」は我々にも馴染みがありますが、これとは別に「十干」というのがあり、「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」で表されます。古くからこの「十干」と「十二支」の組み合わせで60の周期の暦や時間が表されてきました。
「甲子」はその最初の数字となります。「甲子園」はオープンした1924年が甲子の年だったことがその由来となっています。古来より甲子の年には革命など世の中が変わると言われています。
直近では1984年がそうです。 AT&T分割、AppleのMacintosh発表、トヨタMR2発売、スペースシャトルディスカバリーの初打ち上げ、イギリスと香港返還合意文書調印……微妙です。
さて、お酒の方は、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2013~2015 3年連続で金賞に選ばれているのがなるほどという感じです。
香りは吟醸香とフルーティな甘い香りです。
甘い香りですが、クドさが一切なくさらっとした喉ごしです。淡麗とも言えますが、とげとげしさはなくまろやかです。上品で甘い香りとまろやかな口あたりが織りなす時間は「日本人でよかった」としみじみと思わせてくれます。