「逆ポーランド法」という言葉
ここ最近のアクセスログを見ていると、「逆ポーランド法」という検索ワードでこのサイトを訪れる人が多いのに気づく。 『逆ポーランド法』という言葉をこのサイトで使ったのは、『逆ポーランド法計算機開発計画の中止』という記事だけなのに。
ちなみに右の写真が、愛用しているHP-12C。 2002年にヒューレットパッカードが電卓事業からの撤退を表明して、日本でそれまで日本HPの製品ラインナップからも消えた。日本HPの製品販売を行っていた エス・ワイ・シー でも取り扱いを止めた。一時は全く日本での購入は難しくなっていた。
しかし、その後また戦略が変わったのか電卓事業は何となく継続され、またHPでも扱うようになり科学技術系、フィナンシャル系の電卓とも新機種も登場し上位機種ではRPN(逆ポーランド法)も健在。HP-12Cもメモリーを増強したHP-12C Platinumが登場した。日本HPでは相変わらず扱っていないようだが、日本でも取り扱う業者も出てきて通販ならば国内外でいくつか選択肢があり入手しやすくなってきたようだ。
ただし、現在の新しい機種はOEM(マレーシアかどこか)のため見た目のデザインが近未来っぽく安っぽくなった感じ。HPで開発しているのはHP-12CとHP-12c PlatinumのみのようなのでRPN電卓が欲しいだけで、科学技術計算などが必要なければいずれかをを薦める。
そういえば、HPの計算機のページではマニュアルがダウンロードできるようになっているが、各国語版をそろえようとしているらしい。ある方を通じて「日本語版もダウンロードできるようにしたいので、オリジナル持っている人がいたら送ってくれない?」とUSのHPの電卓部門の Managerから要請が来ている。日本法人で持っているんじゃないの?というやり取りの末、やっぱりないやとなったらどうもお貸しすることになりそう。
うちのアクセス状況がこんな動きと連鎖しているわけではないと思うが……